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子育てママのダニ対策

ダニによる被害

喘息・アトピー・鼻炎vsダニ対策

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寝ている間にかゆくなる、鼻がつまって眠れない、喘息がでるというアレルギーがでる人は、何が原因なのかを調べ、その原因を取り除くことで症状を改善することができます。

 

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アレルゲンを調べよう

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アレルギー症状が出て困っている人は、まずは病院へいってみましょう。

アレルギーかもという判断が出た場合、そのアレルゲンが何かを調べますか?といわれることがあります。

アレルゲンは個人病院でも皮膚科、小児科、内科などで血液検査により、調べることができます。

血液検査で、陽性反応がでればダニアレルギーです。

 

もしアレルギーじゃなかった場合はこちら>>他の可能性をうたがってみる

 

アレルゲンとなるダニの種類

ダニはいろいろ種類がありますが、家の中のアレルゲンとなるダニの主なものは体長0.2~0.3ミリメートルぐらいの小さなチリダニ科のコナヒョウヒダニやヤケヒョウヒダニがほとんどです。

アトピーのアレルゲンの皮内テスト陽性率(国立相模原病院臨床研究センター症例)では、

1位:ヤケヒョウヒダニ

2位:スギ花粉

となっていて、ダニアレルギーの人というのは意外にも多いものです。

 

ダニアレルゲンには2種類のアレルゲンがあり、虫体(虫そのもの)由来のアレルゲンと(虫の)糞由来のアレルゲンがありますが、重要なのは、糞由来。

理由は、

  • 糞は虫自体よりも小さく、器官に入りやすい
  • 糞の量は虫の数よりも多い
  • 糞のほうがアレルギー活性が高い

から。糞由来のダニアレルゲンは季節によって少なくなることがない上、形が小さく、掃除機で除去しなければたまっていく一方なので、掃除機での掃除が有効です。

 

どうやってアレルギー症状がでるの?

ダニアレルゲンに接点をもつことで、症状があらわれます。

例えば

皮膚にふれる⇒アトピー性皮膚炎

鼻の粘膜にくっつく⇒アレルギー性鼻炎

目の粘膜にくっつく⇒アレルギー性結膜炎

気管に入る⇒喘息

 

ダニのアレルゲンは重いので、空中に舞うというよりは床に落ちてしまっていることのほうが多いです。なので、空気中にとんでいるダニアレルゲンが目や鼻に入るということは花粉などに比べると非常にすくなく、アトピーの場合は、いろんな原因が重なり合って発生していることも多いです。

ダニアレルゲンで症状が多いのが喘息。

空気を吸うとともに寝具が床についたダニアレルゲンが気管にはいってきて、寝ている間に前作の発作が起こることが多いです。

アレルゲンとなるヒョウヒダニは、気管支喘息がでる時期と増加する時期が一致し、日本の喘息患者の50~90%が住まいにいるダニに関係があるといわれています

※ 参考文献 ダニ病学より

 

ただし、これはアレルギーを持つ人の症状で、ダニがいてもなんともない人は気にしすぎることはありません。

 

どのぐらい減らせばいいのか?

室内にいるダニ、とくにチリダニ類は、人の生活環境や生活様式と深く結びついているので、家の中のダニを0にすることは不可能です。

実際、0にする必要もなく、アレルギーがでない数値までできるかぎり室内のダニ数をへらすことを目標にします。

喘息のアレルギー反応がでないためには、1㎡あたり100匹(生死を問わず)以下にすること。

これは、一般家庭における平均の5分の1なので、かなり少ない数値になりますが、このぐらいだと、喘息の発作はほとんど怒らなくなり、アレルギー症状が軽減することが分かっています。

 

アレルギー性鼻炎に関しては喘息よりも数値が厳しくなります。ダニは他のハウスダストに比べて重いため、空気中に浮遊しているダニアレルゲンは少ないのですが、最近は鼻の粘膜を刺激するような化学物質や排気ガスなどが増加し、すでに痛めつけられた鼻の粘膜には、ダニアレルゲンは敏感に反応するためです。

アレルギー性鼻炎の場合は、寝ている間に吸い込まないように、畳に布団ではなく、板の間にベッドで寝るようにしましょう。

 

アレルギーの人には殺虫剤よりも掃除

アレルゲンとなるヒョウダニ類は卵から成虫になるのに25度で約25日かかります。そして、一匹が一生に約500個の糞をします。

数だけで考えてもダニそのものよりもフン由来のアレルゲンが多いので、ダニは殺すことだけでなく、死骸や糞を掃除機で取り除くことが大事です。

その他、イギリスの小児科医が試みた方法

  • 羽毛製の枕やふとんを合成繊維のものに変える
  • マットレスや枕、ベッドの下のほこりを掃除機ですいとる
  • マットレスはビニール製(プラスチック製)カバーで覆う
  • 枕カバー、シーツ、毛布は毎週変えて洗う
  • 毛布はナイロンや綿のものに取り換え頻繁に洗う
  • カーテン地は薄いものにして頻繁に洗う
  • カーペットは使用せず床にビニールを敷く

といった方法を4か月~11か月でホコリ100ミリg中のダニ数が100匹⇒数匹~0匹にすることができて喘息症状を軽くすることができました。(※ 参考文献:ダニと病気のはなし  技報堂出版 江原昭三・高田伸弘)

ダニの増えにくい素材のものを使う+日常の管理が大切です。

 

ダニアレルギー反応は吸い込んでから10分~数時間で即発症します。

いったん発症すると治りにくく完治するには時間がかかり、こどもなら、アトピー性皮膚炎⇒鼻炎⇒喘息となり14~15歳ぐらいまでかかることもあります。(※1)

※1:参考文献:住まいQ&A 寝具・寝室のダニ・カビ汚染 井上書院)

 

一方、アレルギー反応はでにくい吸血性のツメダニなどは、さされてから5~8時間以上たたないと湿疹が出てきません。

一過性で夏が終わると被害も終わるので、殺虫剤で殺せば被害は終了となることが多いですが、アレルギゲンとなるダニには殺虫剤をかけても、糞や死骸もアレルゲンとなることや、殺虫剤自体が、人体に影響を与えることで、有効ではありません。

季節の変わり目にアレルギーが発生しやすいわけ

喘息は季節の特徴がはっきりしている時期があります。

冬以外では、初夏と秋。

これは、季節のかわり目で寝具や衣服の入れ替え時期でもあります。

長期間押し入れに収納していたものを出すと中で発生していたダニを吸い込んでしまい、喘息の発作がおこるきっかけとなります。

初夏に1㎡あたり50匹のダニがいた毛布をビニールにしまって10月にだしたときには、250匹になっていたという実験結果があり、なんとその量5倍。

衣替えの季節には、出した衣服や寝具をまず洗って(天日干しよりも)乾燥機によって乾かすと効果的です。

片づけるときに収納中ダニを増やさない対策、押し入れ自体のお掃除をする必要があります。

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食べ物につくダニでアレルギー

キッチンの食材ストックとしておいている乾物や粉類(米粉、小麦粉、たこ焼きの粉)とその粉でできた麺類、お菓子、チーズなどには、保管がわるいとコナダニが大量発生することがあります。

コナダニの発生を防ぐにはカビの発生方法と同じで、乾燥剤をいれて、缶やビン、ビニール袋にいれて密封保管すること。

食べ物の場合は、予防が大事で、発生してしまったら手遅れ。ダニをたべてしまうと、おなかを壊したり、ひどいときには全身に強いアレルギー症状がでるアナフィラキシーショックになることもあります。

 

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